1本の木の上にある「かご」。ボールを入れようと頑張るのはうさぎさん。でもうまく入りません。
つぎにやってきたのはとりさん。とりさんは「ぽい」とあっという間にボールを入れてしまいました。なんといっても飛べますからね。
その後もねこさん、こあらさん、きりんさん…とつぎつぎに動物たちが「かご」の前にやってきて、それぞれの得意を生かしていきます。そんな中、ボールを入れたいけどうまくいかないうさぎさんに、みんなが考えた方法とは?
「かご」にボールをひとつ入れるだけでも、動物たちが取る方法はさまざまで、とっても個性的! 中にはそんな方法あり? なんて笑ってしまったりしながらも、みんなそれぞれに特徴を生かしてボールを入れていく様子がなんだかとっても素敵なんです。
こちらは、バスケットボール選手の谷口大智さんと、絵本作家のはっとりひろきさん、グラフィックアーティストの左右田薫さんによるコラボレーション絵本。ページをめくれば「コンプレックスは長所だ!」という応援メッセージが力強く聞こえてくるようです。
「はいるかな?」のシンプルな繰り返しも楽しく、よみきかせでも盛り上がりそう! 〇〇だったらどうやってボールを入れる? なんて周りのみんなと会話しながら読んでみるのもいいですね。
(秋山朋恵 絵本ナビ編集部)
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