
転校生の僕には、滑川菊之丞一座という旅芝居の芸人家族がいる。僕が女形なのは秘密なのに……。

転校生。しかも地方巡業を続ける旅一座の女形で、つい女言葉を出してしまう。隣の席はいじめっ子。お母さんはいない。
登場人物だけを考えると、なんとなく重量感を感じるのだが、この絵本は実に軽快である。
いじめっ子のニカぞうを芝居の中に引っ張り込んでしまったり、父子家庭の家に女装姿でいっしょに食事をしたり…。
ストーリー、展開がじつに楽しいのである。
友だちって何?
理屈はぬきにして、こんな絵本を読んで聞かせる方が、説教っぽい絵本より子どもに伝わるのかもしれない。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)
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