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いつの間にか生えていて、いつの間にか無くなっている不思議な存在、きのこ。日本の菌類画の第一人者が、ベニテングタケを例にライフサイクルを描き、その正体に迫ります。様々なところで育つ色とりどりのきのこもご紹介。読者の「きのこ観」を「食べられるか毒か」という人間本意の一面的見方から解き放ち、「これほどに美しく、神秘的な存在が身の回りで生きていたのか」と気付かせてくれる作品です。

表紙いっぱいに描かれたきれいな色のきのこに惹かれ、手に取りました。
身近なのにあまり知られていないきのこの生態を、わかりやすく説明してくれる作品。いろんな種類が描かれていているので、きのこを知る導入として読むのにも良さそう。
きのこの美しくもちょっと妖しげな雰囲気もイラストから感じられ、大人も満足の作品でした。 (クッチーナママさん 50代・ママ 女の子21歳、女の子18歳、男の子16歳)
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