子育て世代に大人気の絵本作家・イラストレーター おおのたろう氏が贈る、やさしくて楽しい“月の絵本”。
夜空を見上げた親子の、何気ないひと言からはじまる物語。
「ねぇ、おそらにバナナがあるよ!」
そう言った子どもの目には、三日月がまるでおいしそうなデザートに見えたのです。
次の日、おうちの食卓には、三日月バナナにチョコレートをかけた特製デザートが登場!
その日から、親子の「月のかたち」と「食べもの遊び」の楽しい日々が始まります。
月のかたちを見て、「今日はドーナツみたい」「パンケーキかな?」と空を見上げる楽しみが、毎晩の習慣に。
物語の後半では、国立天文台 天文情報センター 室長・縣 英彦(あがた ひでひこ)先生による、やさしい月のQ&Aも掲載。
「月っていくつあるの?」「どうしてかたちが変わるの?」「月に行けるの?」
…そんな素朴な疑問を、子どもにもわかりやすく1問1ページで丁寧に解説。
さらに、絵本に登場する“月レシピ”は親子で楽しめる簡単スイーツ!お子さんとのクッキングにもぴったりです。
可愛いイラストと心あたたまるストーリーの中で、「見上げる空」から始まる科学の扉が、そっと開かれます。
『おつきさま いただきます』は、読み聞かせにも、知的好奇心のきっかけにもなる、親子で楽しむ“月の絵本”です。
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