
欲張りなカモメが太陽をひとりじめ。世界はまっくらになり、動物たちは困ってしまいました。そこで賢いカラスが知恵をしぼり、ウニやシャチの力を借りて、ついにはカモメから太陽を取り戻します。木版画のやわらかさで、カラスとカモメのユーモラスなやりとりを描き、白黒のくっきりとしたコントラストが、「光と闇」を際だたせます。「この世の始まり」を力強く語る、昔話の絵本です。

お話にも絵にも驚いてしまいました。
太陽を空に取り戻すという話なのに、全てがモノクロームで描かれているのです。
闇の世界と光の世界をモノクロームで表現した発想に圧倒されました。
出てくる動物たちもユニークです。
そして絵以上に、アラスカのクリンギット族の伝説がユニークです。
カモメが海の底に住んでいるという発想、カラスが海の底に取り返しに行くという発想そのものが驚きでした。
兎にも角にも、太陽が今空にあるのは、カラスのおかげなんですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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