
絵本は、こんな表現もできるのか。そんな気持ちになる絵本。とにかく一度、手にとってみてください!
ちへいせんから たいようが のぼってきた。かぜは まだ ねむっている。 追うライオン、追われるラクダ。いのちをかけて二匹は、はしる、はしる。この疾走感。 哀愁のなかに、ふとたちあがるユーモア。このかつてない読後感。ぜひ、ご一読ください。

面白おかしく読んでいたのに、次第に切ない気持ちになってしまいました。
ライオンはラクダに襲いかかって、腹を満たしたいのです。ラクダは命がけで逃げるのです。
ライオンは空腹のあまり力が出ません。
ラクダは少しホッとしてスピードを緩めます。
縮まらない二人の距離と、心の動きが伝わってくるのです。
きっと友だち同士にはなり得ない関係は、どのような結末を迎えるのでしょう。
解かり合うことのできない国同士が、この関係性の上で世界を混乱させている現状と重ね合わせてしまいました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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