
『おじいちゃんは106さい』の松田もとこの新刊。 たくみとひいおじいちゃんは、大のなかよし。ひいおじいちゃんはたくみがいくと、いつも俳句を詠んでくれます。二人の心温まる交流を描きます。

ひいお祖父さんは95歳でも、病院の理事長室で1日を過ごしているといいます。
まだまだ現役のひいお祖父さんと、病院という場所から、とても現実感のある作品です。
俳句という趣味の世界も素晴らしいです。
でも、いつかは人間皆死ぬのです。
ひいお祖父さんとの交流が、死んでもなお心に生きているという、味わい深い作品でした。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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