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ある日のこと、モリーは、移動図書館用の車をまちがって動物園に入れてしまいました。動物園の中で図書館を開き、モリーが声にだして本を読みだしたとたん、ムースや子ぞうたちがやってきました。みんな、「読む」とかいうことがどういうものか知りたかったのです。いまや動物たちは、すばらしい本の世界にもう夢中です――。
動物達が、嬉しそうに”本、だ〜いすき!”と、ちょっと自慢しそう
な賢い顔に惹かれて図書館から借りてきました。
私のイメージから本を読むのは賢くみえるのでした。
何かを知るのも楽しいし、人間だけでなく、動物だって本を読むの
は、嬉しいだと思いました。夢中になれることって、いいことだと
思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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