はりねずみのピックルは、いつもひとりぼっちです。
ある日、いもむしのフローラと友達になりましたが、
やがてフローラは、美しい蝶々にかわりピックルは
すっかりひねくれてしまいます・・・。
ピックルはひねくれてしまったまま、誰にも抱きしめられることなく
一人ぼっちになっちゃうのか?
とても心配でした。でも、こんな心までトゲトゲになってしまった
ピックルに手をさしのべてくれ、温かな気持ちを再び取り戻して
くれる人が。
ラストは読んでる私たちの方まで安心感でいっぱいになり、
よかったね!よかったね!ピックル!と
心の中で叫びました。
また、この絵本の挿絵を担当してるのが
いもとようこさんで、ピックルのやんちゃで哀しい様子や
気持ちの浮き沈みがよく表現されていて
子どもたちにもわかりやすい絵本でした。