昔、津軽の国のあるお寺に、いたずら好きのわんぱく小僧がいました。
そこで、和尚さまは、三枚のお守りを持たせ、修行の旅にだしました。
旅の途中、こぞっこが泊めてもらった家が、実は鬼ばばの家で・・・
そう、あの昔話にある「三枚のお札」と同じようなおはなしです。
こちらの鬼ばばも怖いです。
こぞっこも必死に逃げます。
そして、和尚さまと鬼ばばの対決。
和尚さまって、どうしてこんなに悠然としているのでしょうね。
知恵も利くし。
やはり、最後は・・・!?と、意外な展開にびっくりしました。
訛りの効いた文章が、いかにも民話って感じでいいですね。
絵が大きくて見やすいので、幼稚園や小学校などの読み聞かせに適していると思います。