「窓際のトットちゃん」は
黒柳徹子さんの書かれた、とても有名な本ですが
そのトットちゃんの戦争体験が原案になったお話です。
やわらかいタッチの絵で
あの時代に起きていたことが
淡々とつづられています。
黒柳さんは、時々、感情を切り離したようにお話になる場面がありますが
(それが、芸人と混ざり合うと、おかしなことになって笑いが生まれる)
なんとなく、そんな語り口が聞こえてくるような描写でした。
平和が続いてほしいと切に願いますが
どうしたら平和が続くかは
私にはわかりません。
ただ
戦争を体験した人たちが少なくなっていく今
こうして話してくださることを
記録し、記憶にとどめておくことは
大事なことだと思います。