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岩波少年文庫 人形の家」 ママの声

岩波少年文庫 人形の家 作:ルーマー・ゴッデン
訳:瀬田 貞二
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\792
発行日:2000年10月
ISBN:9784001140675
評価スコア 4.33
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  • 怖かったけど、面白かった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    よくお薦めされていたので図書館で借りて読みました。

    人形にこんな風に感じられていたら
    私の持っていた人形たちは幸せだったのかなと
    ふと考えてしまいました。

    トチーの自分は木だと、揺らぎながらも誇りをもって
    マーチペーンに立ち向かっていくところがいいですね。

    でも、一人の人形の言葉や態度で
    周りのみんなが気持ちを揺さぶられ、
    悲劇に向かっていく流れは怖かったけど、面白かったです。

    投稿日:2019/09/10

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  • 子どもたちの『ものごとを考えつく力』

    • てんぐざるさん
    • 50代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子18歳

    これは岩波少年文庫の新版の方で、2000年に初版が出ていますが、旧バージョンの岩波文庫で出版されたのは1978年が最初です。
    昔読んだ時と大人になってから読むのとでは、目線が違うので、同じ物語で邦訳も同じ瀬田誠二さんでしたが、新しいものが見えてきてすごく新鮮でした。
    たぶん子どもの頃はエミリーやシャーロットの気持ちで読んでいて、
    大人が介入してくるシーン。例えばイニスフリーおばさんや、人形のお父さん【役】のプランタガネットさんがしゃべっているシーンは、さらっと読み流していた気がします。

    この物語のすごいところは、作者のルーマー・ゴッデンが「人形たちにも心がある」という考え方で、終始語られているところです。

    例えば、人形たちは自由にものを言ったり動いたりできないけれども、『願うことはできる』!その『願う力』は、ある意味人形たちが持っている神秘の力みたいに表現されています。

    人形の家の主人公(人形の)「トチー」側から見た世界と、人間の子どもたちからの世界が『願い』を通じて交錯していくところが見ものです。

    子どもの頃読んだときにはあまり好きではない印象だった
    人形のお母さん【役】のことりさんの最期が、とても印象的で、そのまま物語もラストに向かうところがすごいと、読み直して改めて思いました。
    また、物語の中の子どもたちを通じて『ものごとを考えつく力』が大事だということも、すごく考えさせられました。

    個人的にわたしは、絵本を読んでもらったり、自分で本を読んだりすることで、こういう力が自然に身についていくものではないかと思っているので、読み聞かせに子どもを連れてくる来るお母さんたちには、いつも「読み聞かせって大事なんですよ〜」って、言ってます。

    とても読みやすく、小学校の中学年くらいから大人まで、いろいろな見方で楽しんで読むことが出来ます。
    ぜひ一度読んでみてください!

    投稿日:2018/04/15

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  • ラストが印象的

    児童向けですが大人でも楽しめると思います。
    ラストのことりさん(人形の名前です)のシーンが心に残りました。高学年向きかな。
    人形の家族とその持ち主の女の子たちのクリスマスのお話。
    人形にも心があるんだ、大切にかわいがろう、という気持ちをこの本を読んで娘が持ってくれるといいと思いました。
    明るい楽しいといっただけのお話ではありません。少し考えさせられることもあり、素敵なお話でした。

    投稿日:2011/12/28

    参考になりました
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  • 辛い時におすすめ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    ある姉妹にかわいがられている人形たちの物語です。
    人形たちは、自分の意思で行動する事はできず、ひたすら願う事で自分の欲しいものを手に入れます。
    もちろん手に入らない事もたくさんあります。

    人形たちの世界は、この人間世界と重なって、自分の思い通りにできない人形に自分を重ねて読んでいました。
    持ち主によって人形が幸せかどうか左右されます。
    子どもたちが周りの大人に影響を受けるのと同じです。
    人形は自分で環境を変えることはできません。
    子どもたちも学校や家庭で思い通りになることばかりではないでしょう。

    人形たちにはいろいろな出来事がおきます。
    なかでも、新しくやってきた人形が今までの平和を壊してしまう出来事に胸が痛みました。

    その出来事をある人形は「ものは来たり、そして去っていく」と言います。
    良い事も悪いこともあるけれど、それは移り変わっていくものなんですね。
    大事な人との別れもあります。

    子どもたちにぜひ読んでもらいたいです。
    きっと心が温かくなると思います。

    投稿日:2011/11/09

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