トミー・デ・パオラさんは民話の研究もされていて、彼の作品の中にも、多くの民話絵本が出ています。(そして、そのどれもがとても面白いです!!)
これはイタリアの民話だそうです。イタリアって、スケールの大きな不思議な話が残っているんですね〜。
月に光の明るさで、地上(地球)の人は目が見えなくなってしまう。なんてくだりはすごくロマンチックなものを感じます。当時のイタリアの人たちの「月」への憧れとかが込められているのでしょうか?
残念ながら、この絵本は現在絶版で購入はできません。(1985年に日本では出版されていました)
とても素敵な物語ですが、お話が長すぎるので、絵本出での読み聞かせは、よほど時間がとて、聞き手の子供たちも読み聞かせに聞きなれていないと、間が持たないかもしれません。
イタリアを知るには面白い作品なので、ブックトークなどで子供たちに紹介できたらいいな〜と、思いました。