ある小さな森にいのしし君が友達と仲良く住んでいました。
ある日、ピンク色をしたへんてこな動物がやってきたから森のみんなは興味津々!
「森の妖精?」「人間?」と口々に話します。
「トンでもない。あれはただのブタだよ」というきつねの一言にいのしし君はなんだかおかんむり。
「あんなのいのししの仲間じゃない!」
でもきつねは冷静に「あれは間違いなく、お前の親戚のブタだ!」と答えます。
そこでいのししはブタのあとをつけて観察し始めます。
すると、自分に似ていることの多いことに気がつくのですが、またそれが気に入らなくて、とうとうけんかになってしまいます。
でもちゃんと仲直りできるんですよ。
友情は理屈じゃない!そんなことを教えてくれる楽しい絵本でした。