「こねこ」 ママの声

優しい絵のタッチでゆったりと流れるこねこの時間。動きは様々でのんびり眠っていたり、何かをつかまえに走ったりジャンプしたり。いたずらっこなこねこです。中々可愛いこねこを見られるチャンスはありませんが、これからもお散歩して色々なワンちゃんねこちゃんを見かけたいです。

この絵本は、かなり昔につくられた絵本です。
描かれている絵が、なつかしい感じで。
でも、だからこそなのか、文章がとてもきれいで、
読んでいてとても心地よいです。
むだな言葉がいっさいないというか、
簡単ながらも、内容が凝縮されている感じです。
図書館で見つけた絵本ですが、
出会えてよかったと思いました。

お友達から貰った中にたまたま入っていた一冊。多分自分では手にとらないだろうと思うのですが、息子にとってはとても気になる一冊のよう。子猫の仕草が丁寧に描かれていて、テレビなどの描写は昭和を思い出させる雰囲気。
寝る前に持ってきたので、読んでみると、言葉遣いがとても美しいのです。日本語の美しさをきりとったような、そんな感じがします。私は抑揚をつけたり、いろいろとアレンジをすることが多いのですが、この本に限っては、そんなことをするよりも、淡々と読んだ方が、絵とぴたりとはまるような気がします。