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ふるやのもり」 ママの声

ふるやのもり 作:今江 祥智
絵:松山文雄
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,980
発行日:1967年
ISBN:9784591003831
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,617
みんなの声 総数 3
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  • 子どもの頃、毎晩のように繰り返しせがんで
    読み聞かせてもらった本です。
    表紙の絵もはっきりと覚えていました。

    おおかみよりも、どろぼうよりも恐ろしいもの・・
    「ふるやのもり」・・子どもごころに、それは
    どんなもんなのか怖くて、不思議で仕方がありませんでした。
    子どものころ、その言葉自体も、聞いたことがなく、
    「ふる・やのもり」なのか、「ふるやの・もり」なのか
    意味が分かっていなかったと記憶していますが、
    そのなんとも不思議な響きも魅力的だったのだと思います。
    こういった昔話を息子にも聞かせたいなと思いました。

    私が好きだったのは、どろぼうが狼にとびついて
    狼が死に物狂いで走り逃げるところ。
    物語が一気に加速していく高揚感を覚えています。

    それにしても、
    いま読み返してみると結構長いお話でビックリ。
    これを毎晩繰り返し読んでくれた親に感謝です・・・。

    投稿日:2011/12/26

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  • 初めて聞くタイトル・・おもしろい民話

    このタイトル、どういう意味かしら?と興味津々で読んだら、
    おもしろい!漢字にすると、「古屋の(雨)漏り」。
    馬を盗もうと、どろぼうとおおかみが馬屋にひそんでいたが、
    じいさま、ばあさまが、「どろぼうよりも、おおかみよりも、
    怖いものは、ふるやのもり」と言う。何の事か知らなかったが、
    震え上がったどろぼうが馬屋の梁から落ちて、おおかみの
    上に乗っかってきたから、さァ大変。ふるやのもりだと思い、
    おおかみは一目散に走る走る!・・

    どろぼうとおおかみの勘違いから始まり、
    さるは、なぜしっぽが短く、顔が赤いのか、
    おおかみの鳴き声が甲高いのはなぜか、
    など、動物の由来がおもしろおかしく書いてあって、
    ゆかいな昔話です。

    子供からのリクエストで借りたものですが、「なんでこの本
    見たかったの?」と聞いたら、クラスに「ふるや」の名字の子が
    いて「何回も読んで、おもしろいよ」と勧めたそうなんです。

    自分の名前と同じタイトルや登場人物が出てくると
    嬉しいのでしょうね。かわいらしいエピソードです。

    絵本ナビで検索したら、作者が瀬田貞ニさん
    (絵:田島征三さん)も同じタイトルで本出しているんですね。
    見比べてみたいです。


    投稿日:2005/03/03

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