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ねぇ、しってる?」 パパの声

ねぇ、しってる? 作:かさいしんぺい
絵:いせひでこ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2017年05月
ISBN:9784265802296
評価スコア 4.73
評価ランキング 1,179
みんなの声 総数 32
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  • お兄ちゃんになること

    お兄ちゃんになることのうれしさと、弟に家族を取られてしまったような寂しさがよくわかります。
    でも、親からすればどちらも「だいじっこ」。
    ほっとするお話です。
    「ねぇ、しってる?」の指すことが、途中から変わったように思いました。
    弟が出来ることは秘密でなくなってしまいますが、そらさんの教えてくれたこと、お母さんが自分と同じだったことは、そらさんとけいたくんの大事な秘密のままですね。

    投稿日:2017/07/21

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  •  いせひでこさんの絵が好きだ。
     好きだから、いせさんの絵は自然と目にはいってくる。
     この絵本もそういう風に、いせさんの絵が誘ってくれた。
     春の風のように、夏の香りのように、秋の音のように、冬の静けさのように。
     そうだ。いせさんの絵は、季節のやさしさにあふれている。
     季節の色に彩られている。
     さあ、ページを開こう。

     保育園児のけいたくんが大切にしている、ゾウのぬいぐるみ。
     空色をしているので、そらくん。
     けいたくんはいつもそらくんとたくさんお話をする。保育園のことだとか、もうすぐおにいちゃんになることだとか。
     ところが、けいたくんにおとうとが生まれて、ちょっぴりおかしくなってしまうけいたくん。
     自分がおかあさんたちの「だいじっこ」じゃなくなったって思ってしまったんだ。
     そんな時、そらくんがけいたくんに話しかけてきた。
     それは初めてそらくんがやってきた日のことから。
     そらくんは初めおかあさんの友達だったんだ。
     けいたくんが生まれて、そらくんはけいたくんの友達になって。
     けいたくんはそらくんに自分がみんなからとっても大事にしてもらった「だいじっこ」ということを教えられる。
     だから、けいたくんはおとうとも大事にしようって。

     そうして少しばかり大きくなったけいたくんにはそらくんの声が聞こえなくなってしまう。
     そう泣くけいたくんをお母さんはやさしく抱きかかえてくれる。
     おかあさんのやさしい腕の線が、いせさんの絵の素晴らしさだろう。
     きっと誰にもあった、母の腕だ。

    投稿日:2018/01/21

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