やなぎむらシリーズの新作だと思って飛びついて読んでしまった我家。
でも、これって、やなぎむらの住民の登場場面はあるものの、別の村のお話で番外編といった趣の作品でした。
しかも、今回の登場する村の住民の数がいつにも増して多いので、なかなか区別が難しいかも知れません。
逆に言えば、虫好きのお子さんにはたまらないはずで、水辺の生き物たちの姿に満足感を覚えることでしょう。
相変わらず絵のタッチは、色鉛筆使いの優しいもので、見ているだけで心地よくさせてくれます。
今回はストーリーも、仲間たちが助け合う場面がふんだんにあって、絵と文とも楽しめることでしょう。
今回登場の仲間たちで別シリーズを組んでもいいくらいの、素敵なキャラクターが一杯の作品ですので、オススメです。
文字数が多いので、幼稚園児ぐらいが対象として望ましいかも知れません。