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おりょうりとうさん」 パパの声

おりょうりとうさん 作・絵:さとう わきこ
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1976年
ISBN:9784577003152
評価スコア 4.44
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みんなの声 総数 38
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  • 私、作る人。僕も、作る人。

     「私、作る人。僕、食べる人」という食品メーカーのCMが男女差別になると放送中止になったことがありました。1975年頃のことです。
     さすがにそういうことを今だに言う人はいないのではないでしょうか。
     むしろ、「僕」という人称語で呼ばれる男性で料理をしないという人の方が減ってきたような気がします。
     煙草を吸わない、子育ての積極的に参加、そして料理がうまい。
     そのあたりが今のカッコいい男性像ではないかしら。

     実はこの絵本の奧付を読むと、初版が1976年とあります。
     まさに冒頭のCMが問題になっていた頃です。
     そのなかにあって、お父さんの料理する姿をユーモラスに描いた作品を描いたのですから、作者のさとう・わきこさんの先見の明には感心します。
     なにしろ、この絵本でも最初は料理を作ろうとするおとうさんを嫌がって、お鍋やフライパン、それにじゃがいもやたまねぎの食材も逃げ出してしまうくらいです。
     それらをつかまえるために、おとうさんの「とくいの とあみ」というのがいいですね。
     今の子どもたちは「投網(とあみ)」そのものを知らないかもしれませんが。

     出来上がったカレーライスを食べようとすると、お母さんも子どもたちも「まずそうと逃げ出そうとするのですから、失礼なものです。
     お父さんは今度も投網でつかまえます。
     食べて、みんなはあまりのおいしさにびっくりです。

     このお父さんは今のカッコいいお父さんの先駆けのような人です。
     今頃、どんなカッコいいおじいちゃんになっているでしょう。

    投稿日:2017/06/18

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  • お父さんの料理は信用がないようです。
    食材も料理道具も食器も逃げ出そうとするのは何故でしょう。
    出来上がったカレーを食べようとしたら、家族が逃げ出そうとするのは何故でしょう。
    お父さんが投網名人、お料理名人だった新たな発見。
    みんなが仕事についていこうとするラストが素敵でした。

    投稿日:2016/03/14

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  • わたしも投網を使いたい・・・

    • ウィスターさん
    • 30代
    • パパ
    • 大阪府
    • 男の子3歳、男の子1歳

    お休みの日、おとうさんがはりきってカレー作りに挑みます。でも料理道具や食材たちは「とうさんなんかに料理されるのやだも〜ん」と逃げ出すし、家族も「とうさんの料理はまずそう」って逃げ出します。お父さんのひとりとしてはそりゃないよ〜って思いますが、絵本のおとうさんは強行策一辺倒!その度に投網で一網打尽にしてしまいます。みんなも最後はおとうさんの料理上手をわかってめでたしめでたし。道具はおとうさんを慕って会社まで追っかけていく始末、というお話です。
    長男は料理が大好きで、将来の「おりょうりとうさん」候補。この絵本も大変気に入っており、しょっちゅう読まされています。とんとんとんと包丁で切ったりするところが一番好きなところがなかなかのマニアぶりです。
    それにしても、散歩にでたときあっちへこっちへと走り回る子供たちを追っかけ回しているとき、ああ投網があったら便利だなあ・・・、と思います。

    投稿日:2004/02/27

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  • 息子も娘も大好きです

    とうさんが主人公になる絵本をわざわざ探してきて買いました。僕も実際に土曜や日曜には料理をするものですから、子どもたちには実感しやすいのか、この絵本が大好きです。
    調理器具や子どもたちを投網でパッと捕まえるシーンなどはきゃっきゃと言って喜びます。絵本ではカレーライスを作るのですが、我が家では、それがオムライスになったり、コロッケになったりとバリエーションを加えて楽しんでいます。家族みんなで楽しめる一冊です。

    投稿日:2003/09/26

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  • ままごとの大好きなうちの娘

    休みの日、とうさんが料理を始めます。フライパンやおなべ、やさい達が「とうさんじゃ、いやだいやだ。」とにげていきます。とうさんは得意のあれでみんなをつかまえ、カレーライスを作りました。かあさんと子供たちも嫌がっていましたが一口たべると笑顔に。次の日、とうさんは会社に出ていこうとすると、フライパンやおなべ、やさい達が「とうさんじゃなきゃ、いやだいやだ。」とぞろぞろついてきました。とても単純で分かりやすいですし、思わず笑ってしまうおはなしです。ままごとの大好きなうちの娘は、この本を材料にままごとをはじめてしまいます。

    投稿日:2003/02/16

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