『さかさ絵本 まさかさかさま』のインパクトがあったので、この絵本ははっきりいって物足りないのです。
『さかさ絵本 まさかさかさま』では、本当にさかさにしても本物に見えたのですが、この絵本についていえば、一方向のインパクトが強くて、さかさにしてもイメージが変わってくれないのです。
上から見ても、下から見ても自然にそう見えるから素晴らしい絵本なのであって、説明文を見て考え込むようでは、謎解きになってしまって、ちょっとさびしいのです。
次々とさかさ絵本を出す、さかさ絵研究家の伊藤さん。
2作目、3作目は、見る側の要求度も高くなりますよ。
発想に疲れてきたら、この手の絵本は厳しいと思いました。
ちょっとがっかり。