えんぴつという言葉にひかれて読んでみました。
絵が古典的だし、相撲を題材にしているので、古い絵本なのかというのが第一印象だったのですが、2004年の作品でした。
人が寝静まった後に、文房具達が相撲をとるという設定自体が、古典的な手法とはいえ、子供には楽しいようです。
電気スタンドの庄助さんのあかりが、土俵になるというくだりから始まるのですが、発想が豊かですよね。
鉛筆達のキャラクターも良いですが、カッター、ハサミ、定規達も捨てがたい。
今回は、鉛筆達が中心なのですが、他の文房具達の動きが見てみたいものです。
ぜひ、続巻も期待したい絵本です。
小学校1年の長男は、ちょうど鉛筆を使う盛りで、ちびた鉛筆がやけに好きということもあって、かなりこの話が楽しめたようです。
文房具に触れる機会のある子供にピッタリの絵本です。