本音も言い合いながら最後まで、お友達の為に闘ったガブ!
いつまでもガブが生きていると信じて叫び続けるメイに切なくてやり切
れない思いでいっぱいになります。
どこまでも希望を捨てないで必死で吹雪の山越えをしたのに、待ってい
た結末にやるせない思いでいっぱいになりました。
お友達が助かる為ならと自分自身の体を差し出したメイの気持ちや、
仲間よりか友情を大切にして、最後に狼の群れにと飛び込んでいった
ガブの気持ちに打たれました。
悲しい結末より、二人で幸せに生きていてほしかったです。
大きな山の嵐となっても、ガブだけは、きっと生きていると信じていた
いと願わずにいられません。読んでいて、夢中になって読みました。