宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人」 じいじ・ばあばの声

宮沢賢治の絵本 寓話 洞熊学校を卒業した三人 作:宮沢 賢治
絵:大島 妙子
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年10月
ISBN:9784895881272
評価スコア 4
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  • 息子が小3の頃、知人に紹介され、試しに読んでやりました。十七年前の事です。当時は、絵本ではなく、読み物でしたが、中学になった頃に突然思い出したようで、「あれ、絵本じゃなかった?映像がはっきり記憶の中に残ってるんだけど」と不思議そうにしていました。
     賢治さんの、お話の持っている力を改めて再認識した瞬間でした。
     その後、朝日ソノラマから、ますむらひろし氏の漫画でかかれたものがありました。中学生にも朝読の時間に読み聞かせを3回に分けて読んだこともあります。
     昨年、本屋さんで、大島妙子さんの絵でこの絵本を見つけたときは、古い友人にばったり街角で出会ったような、驚きと、喜びに浸り、早速手にして、レジにすっ飛んでいました。
     すぐに、孫たちにも読んでやりました。小学校3年の女子と5年の男子です。お話は、3部に分かれていて、長さは30分はかかりますが、蜘蛛やなめくじ、たぬきが何の競争をしているの?と、どんどん一気に読み進んでいきました。
     動物の生態をしっかりみつめ、人間社会もしっかりみつめている賢治さんならではの、ユーモアあふれる、痛快なお話です。
     小学校5年生のクラスでも、紹介しました。大島妙子さんのユニークの絵を楽しんでくれているようでした。「長いお話を、最後まで聞いてくれてありがとう」と言うと、男子生徒が「おもしろかったよ!」と言ってくれました。思い切って紹介してよかった、賢治さん、あなたのおはなしは、こどもたちの、透きとおったほんとうのたべものになったことでしょうと、心ひそかに賢治さんの願いを少しでも、継承していけることを幸せをあじわっております。

    投稿日:2014/06/18

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