授業で『おまえうまそうだな』を扱おうと思い、宮西達也さんの作品を読んでいくうちに出会った絵本です。
私たちパパの想いを絵と言葉で見事に表現してくれています。実際にパパである宮西達也さんが描いたからですね。
私がいちばん好きな場面は、【パパのありがとう】のなかの「きみが うまれてくれて こころから ありがとう」です。
仕事で帰りが遅くなることが多く、なかなか妻や子どもたちと一緒に食事をすることができません。そんなとき、三人の寝顔を見ながらかけている私の声と同じでした。読んでいて、涙がとまりませんでした。
すべてのパパに薦めたい絵本です。
我が家でのできごとですが…
昨年のクリスマスイブ(この日だけは妻と別々に寝ています)の明け方に子どもたちの枕元にいくと、なんと、この絵本が置いてあるではありませんか。妻から私へのクリスマスプレゼントです。妻の想いに感激し、大泣きしながら読みました。私にとって、忘れられないプレゼントになりました。
もちろん、サンタさんは妻にもプレゼントを忘れていませんでしたよ。