「きんいろのてがみ」が来ると「秋」がどんなものかわかるさ…
のねずみのおばあさんに教わった子リスは、手紙の正体を探して、もりのあちこちへ出かけていきます。森のみんなは知っている「きんいろのてがみ」って…?
すてきな秋のミステリーの始まりです。
のねずみのおばあさんはいつもせっせと働いていますが、
冬ごもりの準備だったのですね。瓶を洗い、鍋を磨き、かごを編み。
小物だいすきな子どもさんはきっと、見入るでしょうね。かわいい小物がいっぱい出てきますので。
あっという間に通り過ぎていく秋に寂しさを感じた子リス君、おばあさんとのお茶会で「秋は豊かなもの」って思うことができたと思いますよ。
原色を使わない抑えた色づかいがステキ。
アザミの丘での夕焼けの場面は、みとれるほどきれいな色です。