新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

まりーちゃんのくりすます」 絵本紹介サイトの声

まりーちゃんのくりすます 作・絵:フランソワーズ
訳:与田 凖一
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1975年11月
ISBN:9784001151152
評価スコア 4.51
評価ランキング 7,413
みんなの声 総数 40
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 小さい子どもの頃に出会っていればなあ…と思う本に出会うことがたまにあります。そうだなあ、「物心ついた頃」という言葉がありますけれども、「物心つかないうちに」出会いたかった、そんなふうに思える本に。
    この「まりーちゃん」のシリーズは、まさにそんな絵本でした。きれいな色彩の素朴な絵は、ふんわりやさしくて少々古風な感じです。けれどもこのまりーちゃん、それから彼女の仲良しの白い羊「ぱたぽん」(弾むような、なんて楽しい響きの名前なんでしょう。こんなふうに訳された与田準一さんはすてき!)の考えることやらかすことのかわいらしさは、今の子どもにも共感できて、何十年経っても色あせない力を持っていると思います。

    「まりーちゃんとひつじ」でも、この「まりーちゃんとくりすます」でも、まりーちゃんは実にいろいろな子どもらしい空想を展開します。どんどん広がってゆくその小さい女の子らしい夢が、実に子どもらしくてほほえましい! 今年はサンタクロースは自分の木靴に一体何を入れてくれるかしらとあれこれ思いを馳せるまりーちゃん、自分には靴がないようと嘆くぱたぽんのために、小さな木靴を用意してあげました。そして、クリスマスの朝…。

    「クリスマス! クリスマス! クリスマス!」 と躍るように鳴り響くぱたぽんのベルの、なんと愛らしいことでしょう。

    投稿日:2002/09/13

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / わたしのワンピース / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • はるのおくりもの
    はるのおくりもの
    出版社:日本標準 日本標準の特集ページがあります!
    雪を見たいカエルと見せてあげたいキツネとウサギ。心あたたまるお話を美しい四季の絵にのせてお届けします


人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(40人)

絵本の評価(4.51)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット