「7ひきこぐまのかくれんぼ」 なかなかよいと思う みんなの声

こぐまちゃんがかくれんぼをしています．まっくろのこぐまちゃんがまっくろないろんなものに隠れると，3歳の息子は見つけるのにちょっと苦労していました．それでも真剣に探して，見つかるとうれしそうでした．
かくれんぼも楽しかったけど，食いしん坊の息子なので，それ以上にさいごのホットケーキに目が輝いていました．ホットケーキを前にしてうれしそうなこぐまちゃんたちがかわいかったです．

兄弟が７人もいるとこんな感じなのかな？と

想像しながら読んでみました。

かくれんぼのシーンはしっかり隠れていながら、

目が隠れておらず、探せるようになっています。

一番したのこぐまはかくれんぼの最中に寝てしまいます。

これは、よくあるパターンなので、スルーしました。

おかあさんぐまがホットケーキを焼いてくれます。

まぁ、これもよくあるパターンですが、

ちょっとおいしそうでした。

熊の絵が真っ黒なので、白い絵本の中で

とっても映えました。

図書館で『あたらしくはいったえほん』のコーナーにあり、かわいくておしゃれな絵だなぁと思い、手に取りました。
お話も、題名のとおり７ひきのこぐまのきょうだいがかくれんぼをするというものです。
娘は、あ、いたいたいた！！とすぐに見つけて喜んでいました。

でも、私が思ったほど娘の反応はよくなく、
読んで〜のリクエストがあまりありませんでした。
絵がカラフルな感じではないということがいまいちの反応の原因かな。わたしはそこがおしゃれだと感じたのですが。
娘いわく、全部同じくまさんだね。と。
確かに見分けがつかないかもです。

本書は、作者の初の絵本らしいです。
図書館で目について借りてきました。
グラフィックデザインを勉強されてきたそうで、イラストには人を惹きつけるインパクトがあると思いました。

「7匹のこやぎ」をイメージさせる数の絵本と、いったところでしょうか？
主人公のこぐまたちは、はっきりとした黒をベースに描かれているので、すごく見やすいです。（絵も、愛嬌があってかわいいです）
ストーリーらしい物語はなく、
かくれんぼを始めたこぐまたちが、どこから、どういう理由で出てくるのか、
小さなお子さんにはそれが楽しく思えるのではないでしょうか？
これからが楽しみな絵本作家さんになりそうです。