「ほしぞら でんしゃ りゅうせいごう」 なかなかよいと思う みんなの声

のりものえほんシリーズ第７弾らしく、
以前このシリーズを1冊読んだのですが、
お話だけでなく、
探し絵で楽しめたり、乗り物のこともよくわかるので
1冊でいろいろと楽しめます。

寝台列車に乗ったことはない息子たちも
この絵本で疑似体験して楽しんでいました。

同じシリーズの「ファンファンバス」のほうを先に読んだのですが、この本の主人公の男の子〈犬〉は同じ子かな？妹らしい女の子はこちらの電車ではやや大きくてアンヨができていますし、お母さんの髪形もちょっと違うのですが、同じ子のような気がして、気になりました。

福引で列車の旅が当たる。というところから始まるので、このお話の季節は冬・年末でしょうね〜。
だから寝台列車から見る夜の星空も描かれています。
そして、この絵本も「視覚デザイン研究所」で作られているので、目で楽しむ探しものクイズ形式になっています。
寝台列車ならではの出来事や風景もしっかり描かれているので、乗り物好きのお子さんたちにはたまらなくなりそうです。

このシリーズの「ダンダン　こうじはじまります」が愛読書の、2歳9か月の息子に図書館で借りました。
シリーズでも電車は4冊目なので、そろそろ展開が厳しくなってくるのではないか…なんて思っていたのも杞憂でした。
今回は寝台列車で来ましたか！
ケンタとママと妹がクジで一頭賞があたり、寝台列車で旅行するというストーリー。

絵探しができたり（今回は星座を探します）、人気の乗物がたくさん出て来たり、というのはシリーズと同じ。
この本の特徴はやはり、寝台列車の内部が書かれていること。
食堂車があったり、子どもの遊び場があったり、車内の断面図的なものを見開きで描いているページは圧巻で楽しいです。
いろいろ想像が膨らみます。
夜の線路の補修をしているシーン、早朝の電車庫のシーンも楽しかったです。

息子も喜んで読んでいました。電車にベッドがあるなんて初めて知ったようです。
楽しい1冊だと思います。