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とんでもないおきゃくさま グリム童話自信を持っておすすめしたい みんなの声

とんでもないおきゃくさま    グリム童話 作:グリム
絵:バーナデット・ワッツ
訳:ささき たづこ
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1990年
ISBN:9784890139033
評価スコア 3.94
評価ランキング 44,580
みんなの声 総数 15
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  • おはなし発祥の頃の民間人の息づかい

     タイトルからグリム童話にこんなお話があったかしら?と読みました。
     読んで納得、「Das Lumpengesindel(ならずもの)」でした。

     こちらの作品のタイトルだと、何か鶏夫婦も優しげに描かれていて、読み終えて、「え゛〜〜〜!救いが無〜い!」と叫ばれる方もいるやも知れません。

     グリム童話は、童話としてどうかしら?という内容も多々あり、改訳が進み、子供の耳に優しげな形のものになったようです。

     それにしても、この鶏夫婦のやりたい放題振りには呆れますね。
     宿屋の主人(ねこになっています)に、積年の恨みでもあたっかのように思ってしまう狼藉振りです。

     内容からして、中学年以降のお子さんでないと、笑って読み終えられないかもしれません。
     
     グリム童話の残酷さは、見方を変えればこのおはなし発祥の頃のドイツの民間人の生の息づかいなのだともいえるのではないでしょうか。
     苦しく暗い生活の中でも良心に従い慎ましく生きていた人々が、せめてお話の世界だけは、はちゃめちゃで残酷でという事を語り合い日ごろの憂さを晴らしていたのやも知れませんね。

    投稿日:2011/01/29

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  • とんでもないお話

    内容はとんでもないお客様ですが、グリムにしてはとんでもないお話。
    ワッツが描くグリム童話の中では飛びぬけたお話です。
    主人公のニワトリ夫婦のはちゃめちゃな顛末記は、それだけで楽しい(少し怖い)のですが、ぬいばり、まちばり、登場者が他のグリム童話からすると異質な感じ。
    めんどりの産んだたまごを食べてしまうという部分はとてもブラックです。
    田園風景を舞台にしたお話としてはとてもドライ。
    なのにブラックユーモアとしても、ドタバタ喜劇としても、とても面白いのです。

    ワッツさんはこの絵本の中ではサービス精神いっぱいです。
    ストーリーに関係ないところで、いろいろな動物たちがギャラリーとして、エキストラとして話を盛り上げています。
    まずは、あっけにとられてしまいました。

    投稿日:2011/11/26

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  • あまりにも酷いお話です

    表紙の可愛らしい絵に惹かれて図書館から借りてきました。

    あまりにもずるがしこいおんどりとめんどりに腹がたちます。

    これでもか、これでもかと図々しくて、お腹いっぱい御馳走を

    食べておいて、騙して泊まったにも関わらず、その卵まで食べて

    しまっておまけに、その卵の殻で宿屋のご主人のねこが怪我を

    してしまうなんて許せません。本当に、とんでもない お客様でし

    た。

    投稿日:2019/11/22

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  • 「なんなのー!!」

    • やこちんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳、

    娘と読み
    突然訪れる救いのないラストに
    「え?!お終い?」とふたりで顔を見合わせました。
    とにかく、おんどりとめんどりの夫婦がやりたい放題やりっぱなし。
    それが回収されることなく
    (悪いことをしたらこんな目にあうよとか)
    お終いになるので
    幼い娘には、定型で納まるお話の方が
    まだまだ聞きやすいようです。
    グリム童話だなーと思わせる一冊です。

    投稿日:2012/07/16

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  • ほのぼのとした絵

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    グリムの昔話にはこのような笑い話もたくさんあります。
    グリムの世界を絵本にするのはむずかしいです。
    ワッツの絵はおはなしの面白さを引き立てています。
    裏表紙も見返しもすてきな絵です。
    色のない絵とほのぼのした色のついた絵があって、バランスも雰囲気もいいです。

    グリムの中でもあまり有名ではないおはなしもたくさん読んでもらいたいです。

    投稿日:2009/03/17

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