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モモちゃんとアカネちゃんの本(6) アカネちゃんのなみだの海自信を持っておすすめしたい みんなの声

モモちゃんとアカネちゃんの本(6) アカネちゃんのなみだの海 作:松谷 みよ子
絵:伊勢英子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1992年
ISBN:9784061335141
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,493
みんなの声 総数 4
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  • 娘の成長と共に

     娘が3歳になったばかりの頃から、ゆっくり、ゆっくりと、時間をかけ、娘の成長に合わせながら、大切に読んできたシリーズ。
    モモちゃんとアカネちゃんのお話も、ついにこの巻で完結です。

     モモちゃんは、中学生になり、アカネちゃんは、ちょうど娘と同じ小学2年生になりました。最後の章の題名どおり、本当にみんな大きくなりました。
    「アカネちゃん、2年生なの? あんなにちびっこなのに!?」と、
    アカネちゃんのことを“生まれたときから見てきて”、自分の妹のように思っていた娘は、お姉さん顔で言いました。
    「モモちゃんは、中学生になったんだね。ちょっと悔しい・・・。だって、ずっといっしょに大きくなってきたのに。1年生のときまでは、いっしょだったのに・・・」
    娘にも、複雑な思いがあるようです。

     でも、物語と共に成長できるって、本当にしあわせなことですよね。そういう本に出会えたことを、親としても何よりの喜びに感じますし、このお話を書いてくださった松谷さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

     あとがきも、娘といっしょに読みました。このシリーズが完成するまでに、30年もの歳月が流れていたんですね。
    本当は、娘よりも、ずっとずっと年上だったモモちゃんとアカネちゃん・・・でも、私の中では、これからも私の子どもと同じ存在でいてくれることでしょう。

     モモちゃん、アカネちゃん、ありがとう。

    投稿日:2012/03/08

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  • ぐんぐんいっしょに成長したよ

     私は、「アカネちゃんのなみだの海」を読んで、少しさみしかったです。

    私とモモちゃんは、ずっといっしょにせいちょうしてきてました。
    私が3さいだったとき、モモちゃんは3さいでした。
    私が1年生になったとき、モモちゃんも1年生でした。
    私は、今、小学2年生です。でも、モモちゃんは、中学生だなんて、びっくりしました。
    いっしょにせいちょうしてきたのになあ、とわたしはがっかりしました。

     私は中学生になったら、また「アカネちゃんのなみだの海」を読もうと思います。

    投稿日:2012/02/04

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    1
  • つらい話もあるけど・・

    • 10月さん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳

    とうとうこのシリーズの最終巻。
    悲しいお話があるのは知っていたので、読みたいような読みたくないような・・複雑な気持ちで手に取りました。

    冒頭は、アカネちゃんと懐かしいお友達(靴下のタッタちゃんタァタちゃん)との再会にキューンとします。
    そして小学生になったアカネちゃんの成長ぶりとともに
    わきあがる悩み・・どうしてうちにはパパがいないんだろう???。
    そのことで学校でいじめられ、それを乗り越えるお話。
    仲のよいマコトくんのお話もあります。
    お友達や社会とのかかわりの中で、ひとつひとつアカネちゃんが
    自分のこと家族のことを思い、成長していくのが分かります。
    そしてパパの死・・。

    松谷みよ子さんはこんなにも難しいテーマを、死に神やクジラや
    クマさんなどを巧みに登場させて、ふんわりと、しかしよけいにリアルに迫るお話にまとめました。
    ものすごい手腕だなぁと思わされます。

    そしてこれは実際に松谷さんのご家族のことで、お子さんたちの
    ために書かれたお話だからでしょうか。
    「書かなければいけなかった魂のお話」と思いました。
    生まれる必然性のあったストーリーなのです。きっと。
    読みながら大人は心をぎゅっとわしづかみにされ、その横で
    息子はユーモアあるエピソードにころころ笑いながら楽しんでいる。
    すごいお話を松谷さんは書いてくれました。

    投稿日:2011/12/09

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    1
  • モモちゃんが中学生になって、アカネちゃんももう小学生。完結のこの作品は、これまでのファンタジーの世界に加えて、社会観、家族観、そして心の成長がくっきりとしてきました。
    このシリーズ、松谷みよ子さんの人生そのものだったのですね。
    最後にしてと思いますが、多くの絵本や童話と違って、作者の人間くささを、てらいもなく描ききった潔さにも感銘しました。
    子どもたちも、この作品を受け入れてくれたのでしょうね。

    投稿日:2020/07/22

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