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BとIとRとD自信を持っておすすめしたい みんなの声

BとIとRとD 作・絵:酒井 駒子
出版社:白泉社 白泉社の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2009年06月
ISBN:9784592761358
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 15
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  • 酒井さんワールド満喫できます

    絵本コーナーに並んでいるこの本を見つけ、手にとってみたら、一瞬で魅せられてしまいました。
    装丁も内容も大人向け・・・ですよね。

    □ちゃんという不思議な名前の女の子。
    この子の目線でみた、ある日常の日々が切り取られています。
    全部で8編。
    どれもこれも、胸がきゅんとするんです。
    自分が子どもの頃に感じていたこと。
    心のそこに沈んで自分でもすっかり忘れていたような気持ちを、見事にすくいとって言い当てられてしまったような感じ、、、とでもいうのか。

    酒井さんの絵のタッチもほんとうに素敵なんですよね。
    透明感、そして静謐感。
    この絵と文章が本当に見事に一体となって、酒井さんワールドが広がります。

    自分のために大事にしておきたい絵本です。

    投稿日:2011/01/29

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  • スリリングな子どもの情景

    酒井駒子さんは絵も素晴らしいですが、この絵本では文章でも凄さを見せてくれました。
    多分、これは酒井さんにとっての冒険ではなく、酒井さんにとっての自然体なのではと思いました。
    8+1話の情景ですが、実際には3つのお話。
    1話、2話と3話以降のつながりはよくつかめなかったのですが、全体を□ちゃんストーリーとすれば、時間軸になるのでしょうか。
    1話と2話に登場する女の子が□ちゃんと同類項に見えるのですから。

    私の好きな酒井さんのざらついた絵で語られる物語。
    □ちゃんは多分ごく普通の女の子なのですが、この物語の表現は「子どもの気持ち」といった表層的な捉え方ではなく、もっと奥深いところ、深層心理というよりもサガといったレベルのありふれた日常の中のゴツゴツした部分を表現しています。

    酒井さんは文章もざらざら感があって、絵の表現と一体なのでした。
    はっきり言ってこの感覚はとても好きです。
    もっともっと酒井ワールドを展開していただければと思いました。

    投稿日:2010/09/30

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  • 酒井ワールド

    もしかしたら□ちゃんは、酒井さん自身だったのかも、、そんなことを感じました。

    確かなデッサン力と、大胆なコラージュ、無造作なかんじのマスキングテープもおしゃれで、すてきな絵本です。お話もせつないです。全編、キーワードの鳥がポイントになっています。

    さいごのページの「アメン坊」、構図、余白、アメン坊の存在感に、しばらく見とれてしまいました。

    投稿日:2010/06/16

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  • 図書館なら大人コーナー

    • ひなたははさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子7才、男の子1才

    だな、まちがいなく。
    図書館の子供コーナーで見つけた本ですが、まちがいなくこれは大人向け。
    カフェでよく「これは読んでもいいですよ」的に本が置いてあるところに、絵や写真ばっかりの洋書の横にそっとこの1冊があるととても心地よい気がします。
    女の子がいるおかあさん、かつて女の子だった淑女が手にとれば、涙する一瞬が必ず見つかる、そんな絵本です。

    投稿日:2010/03/08

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  • 少女の気持ちになれますね

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子10歳、男の子6歳

    一作一作読んでみると、不思議な気持ちになったりせつない気持ちになったり、とっても短いお話なのに、読んでいる間は、少女になってる自分がいました。
    お話がハッピーエンドになっていないものでも、心にしみいって心地よかったりして、こんな気持ちになるのは、初めてな気がします。
    酒井さんの絵がこれまたお話とマッチして、お話の独特な世界に色を加えています。
    自分用に一冊買って、一人の時間にお茶をすすりながら読むのにぴったりかなあって思いました。

    投稿日:2010/02/03

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  • 娘を見た

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    この作品は、子供に読み聞かせするよりも、大人が一人でゆったりとした気分で読むほうが合っていると感じました。
    実際、私の市の図書館では、児童書ではなく一般書として貸し出されています。

    小さいお子さん、特に女の子を持つお母さんは、この絵本の中に何回か自分の子どもの姿を見つけるのではないでしょうか。
    私もまたその一人。
    図書室でぬいぐるみ相手に、自分の見つけた絵本を読み聞かせする娘。
    おもちゃのカートにぬいぐるみを入れて散歩したり、ぬいぐるみたちのおしっこなどの世話をする娘。
    いつも見ているそんな娘の姿が、この絵本の女の子と重なり、さらにかわいさが増してきます。(親ばかですが。笑)

    時折、いつもやっていることを怒ってやらなかったり、何が気に入らないのか分からないこともあります。
    でも、どこか見えないところにちゃんと理由があるのだなと、改めて感じさせてくれるお話も。

    こんな子どこもころの何気ないかわいらしさを忘れないように、そっとしまって、時々読み返したくなる絵本です。

    投稿日:2009/07/17

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