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世界の国からいただきます!(徳間書店)

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フリーフォール自信を持っておすすめしたい みんなの声

フリーフォール 作・絵:デイヴィッド・ウィーズナー
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,496
発行日:1994年
ISBN:9784892388484
評価スコア 4.25
評価ランキング 21,850
みんなの声 総数 11
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  • 何度も見返して、納得

    コールデコット賞受賞作品。まったく字の無い絵本です。

    それは、読みかけの本を抱きかかえたまま眠ってしまった
    男の子から始まります。

    破れたページに誘われるように導かれていく男の子。
    その姿は、パジャマ姿。寝ている時に起きた出来事?夢の世界?
    字が全く書いていないだけに、読み手の感性に左右されますね。

    正直、1度見ただけではよくわからなかったので、2度、3度と
    じっくり眺めていたら、チェス盤がお城で、お城がドラゴンで、
    ドラゴンが寝そべっている森の木が本で・・・・という具合に、
    絵が繋がっていることを発見。

    しかも、砂漠の場面では、大きなクロワッサンやグラスがあったり、
    コーンフレークが飛んでる?と思ったら、またチェス盤が出てきて?
    いえいえ、チェス盤と思っていたものは、実は、男の子の掛け布団の
    模様であったことに最後の最後にやっと気付き、驚愕!!

    見返すたびに、新しい発見のある絵本です。
    読めば、3メートルもの大作を絵本にまとめた作品だったようで、
    絵が繋がっていることに納得。

    一度見ただけではわからない「良さ」を持っている作品だと思います。

    投稿日:2013/02/12

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  • 二次元でできる空間的な遊びのある物語

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    字のない絵本です。
    でも、1ページ1ページの中にものすごく物語が詰まっている作品です。
    2次元の絵の中でできる空間的な遊びがたくさん施されています。
    最近ゲームなどで、3次元の映像に慣れている子どもたちにぜひ、教えてあげたい1冊です。二次元の世界でも、ここまでクリエイティブな空間の遊びができるんだって!!
    全体的な物語の流れは、ひとりの男の子の夢物語のようです。
    内容は物語が好きな子どもたちにはたまらない世界ではないでしょうか?

    投稿日:2012/01/31

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  • 何度も読み返して欲しい作品

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1956年生まれのデイヴィッド・ウィーズナーの1989年のコールデコット賞オナー賞受賞作品。
    彼は、他に2002年「3びきのぶたたち」2007年「漂流物」でコールデコット賞を、1992年「かようびのよる」2000年「セクター7」でコールデコット賞オナー賞を受賞しています。

    この絵本には、文字がありません。
    他のデイヴィッド・ウィーズナーの文字のない作品は、絵が物語ることが実感でき、絵本本来の魅力を存分に味わうことが出来きたのですが、一寸展開が難解な感がありました。
    作/セーラ・L・トムソン、絵/ロブ・ゴンサルヴェスの「どこでもない場所」「真昼の夢」「終わらない夜」のコンセプトと似通った作品です。

    お話は、主人公の僕が、本を読んでいる途中で寝入ってしまったシーンから始まります。
    パッチワークの掛布団が、山の斜面の模様になり、それがチェス板になって、チェスの駒が人となり動き出します。
    そこに僕は、パジャマのまま登場し、冒険の始まりです。
    宮殿の壁面が竜に変化したり、階段が本になったり、山がクロワッサンになったりとその発想は、デイヴィッド・ウィーズナーならではのもの。
    最後のページに、夢に登場したものがあちこちに置かれていて、思わず何度も読み返してしまいました。

    話の展開が急のため一寸難解なので、面白さに到達するのに時間がかかるかも知れません。
    ページ数がもっとあれば、話の繋がりが容易に出来るので、その点が残念ですが、デイヴィッド・ウィーズナーワールドが堪能出来る作品です。

    投稿日:2011/04/03

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  • 岩?いやクロワッサン!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子18歳、女の子16歳、女の子14歳

    一読した後、何なんだろうこれ…
    訳わかんない!!

    でもでも、見直してみると、すごくおもしろい。

    寝ている間に見る夢なんてつじつまの合わないもの。
    解説なんてする必要ない。いやできません。

    最後のページに描かれている男の子の部屋をながめて見ると、
    夢の種があちらこちらに。

    コートを着た夢前案内人がガラス製の塩入れだった事が一番びっくり
    でした。

    だまし絵の「真昼の夢」「終わらない夜」と「旅の絵本」をたして
    2〜3で割ったようなテイストの本でした。
    ???と思った方、是非読んでみてください。
    極上のウィーズナー・ワールドを楽しめますよ。

    投稿日:2009/09/08

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  • 変化を楽しむ

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子7歳、男の子3歳

    最初に読んだ時、ページをめくって、一つ一つ場面が変わる毎に、
    なんかつながりがあるようなんだけど、意味がわからなくて、
    最後まで「どういうこと?」と、もやもやしました。

    が、パラパラとめくってみたら、全部の絵がつながっているんですね。
    そして、最後を見たら、何と3メートルの絵を絵本にまとめたと書いてある
    じゃないですか。

    わあ、それなら、この絵、つなげて見てみた〜い!

    それからは、ちょっと時間が空くたびに「また見てみよう」と気になる本に
    なりました。

    城壁が竜へ、そして塔が木へ本へ、さらに階段へと変化していくところなど、
    自然で、素敵で、しばらく見入ってしまいます。
    ざらっとしたものからなめらかなものへ、堅いものからやわらかいものへ、
    そんな質感の変化も、ウィーズナーらしい不思議な感覚です。

    投稿日:2008/09/12

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  • 頭の中のRPG

    正統派というよりゲームっぽいファンタジー。悪い意味ではありません。
    子どもがゲームの中へ入り込むような感覚で、寝ている男の子が今しがた読んでいたらしい本の中へ入っていきます。
    そこではオドロキの連続。アリスを連想しながらよ〜く見ると、背後はドラゴン、なんだか魔法使いもいるみたい。

    他の作品に比べ、ちょっと話が作りづらかったですが、おっよく見ていなかったら騙されそうだったゾ。騙されてなるもんかと、ジ〜ッとにらめっこして読みました。

    投稿日:2008/01/23

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