きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
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6件見つかりました
伝えたい内容としては本当に素敵な本だと思います。 見た目に囚われない真の格好良さ、それを伝えてくれる1冊でテーマとしては私も好きです。 ただ、どうしても前半にひたすら悪口を言われるだいふくくんがかわいそうで、子どもも無邪気に真似する年頃なこともあり、ちょっと読みたくないなと思いました。 子どもがよんでほしい!と選んだ本なので読まないわけにはいかないので、なんとなくストーリーを変えて読んでしまいました。幸いまだひらがなをスラスラは読めないので改変には気づいていませんでしたが、そういう読み方は極力しないのでちょっと残念です。 もう少し大きくなって、この本の伝えたいことに気づけるようになったら再読してみると違うかなと思います。内容的には小学校低学年くらいむけかな?
投稿日:2020/03/09
ユル〜いかんじの表紙。のほほ〜んとした展開かと…。 自分の魅力を自慢したい他の和菓子たちが次々と、自分とだいふくくんとを比較して、「かっこわるいよ だいふくくん」と言いに来ます。 確かにこどもは、自慢するのがだいすき。よくある光景ですが、だいふくくんひとりがターゲットになってるのが、イジメを連想させて、なんだか悲しくなりました。 さいごは、誰よりもカッコよくきえていく だいふくくんなのですが、他のみんなが「いちごだいふくだなんてしらなかったんだよ」と言っているのが気になりました。 いちごが入っていようがいまいが、だいふくくんは最高にカッコよかったのです。だから、さいごまで普通のだいふくでよかったんじゃないかなって思いました。
投稿日:2014/05/08
図書館で、4歳の娘が見つけてきました。 9歳の娘も一緒に読みました。 正直、このお話を読んでいるうちにとても悲しくなりました。 みんなが寄ってたかって、大福くんを「かっこわるい」と言うんです。 白くて粉コナしてて、まぁるい大福くんに良い所がない、と。 ただただ自分たちの自慢がしたいから、 優しい大福くんをおもしろおかしくからかうなんて・・・。 そこに腹ペコねずみが乱入してきて、状況は一変するのですが・・・。 他の和菓子たちと大福くんが仲直りして終わるのかと思ったのですが、 最初のみんなの謝罪の理由が 「いちご大福だなんて知らなかったから」 っていうんです。 謝るのはそこ?と、とても心にひっかりました。 そして売り物にならなくなった大福くんはお店を去るのですが・・・。 悪者だったねずみも幸せにしてあげて、大福くんは本当に優しい心の持ち主だと思います。 でもやはり、ラストが悲しすぎました。 この自己犠牲の精神、子供たちに伝わるでしょうか? 悪いお話だとは思わないのですが、 なんだかちょっといじめを連想させて、悲しい気持ちになってしまったので 小さい子たちには、私はオススメはしません。 自己犠牲ではなく、もっと他の形で締めくくってもらえたら もっと素敵な本だったのとでは、と思います。 9歳の長女は、「大福くんは、優しいからきっと何も言わなかったんだね」と言っていましたが、 やはり気持ちは悲しかったみたいです。 4歳の次女は、なんとも言えない顔でいつも聞いていました。 絵はとても丁寧で、特に水まんじゅうが質感が出ていて美味しそうでした。
投稿日:2013/10/26
そもそも。題名の「かっこわるい」のことばが好きじゃない。 でも、きっと見てくれの悪いだいふくくんが、最後には名誉挽回!って話だろうと読んでみたら・・・ まあ、そうなのだけど、どうしてみんなに認められたかというと、イチゴ大福だったから。 確かに、イチゴが入っている和菓子はないかもしれないけれど、もっと、たとえば、餡は和菓子屋のおじさんが、おいしいだいふくを作ろうと一所懸命作ったとか、なにかそういうものが欲しかった。 まるで、人間でいえば、ブランドの服を着ているから、みたいに思えて、私はあまり良い気持ちがしませんでした。
投稿日:2012/11/14
インパクトのあるタイトルと表紙絵! “だいふくくん”の立体感ある描き方と粉の感じがリアルでよかったです。 お話の中に登場する和菓子の色や形(質感)なども、相当工夫して描かれたんだろうなぁと、思いました。 特に“水まんじゅう”の、この透明感ってば、すごいです! ただ、今まで読み聞かせなどで子どもたちに直接絵本を読んできた感触の1つとして、個人的に「う〜ん……?」と思ってしまうことがありました。 大人もしくは高校生くらいの経験値があれば、この絵本のラストの“だいふくくん”の自己犠牲のカッコ良さは分かりますし、すごくカッコいいと思えます。 でも、小さな子どもたちは作品に共感すると、主人公の気持ちになりきって読んでしまったりする子が多いような気がします。 それなのに、最後に主人公が「消えてしまう(死んでしまう)」終わり方の絵本は届けにくいです。 ラストはみんなで仲良くなって、またねずみが来ても 「うっしゃ〜!みんなで協力してるから食べられないよ〜ん」みたいな終わり方だったら、喜んで子どもたちに読むのですが……。 絵も話も悪くはないのですが、この絵本を小さいお子さんたちに薦めるのは考えてしまいました。 読むのはいろんな経験をして、大人になってからお薦めします。
投稿日:2012/04/29
絵はすごくかわいくて、とても楽しそうで、 おいしそうでしたが・・・ だいふくくんが、最後に自分の身を差し上げるってのはちょっとショックでした。 確かに大切な仲間を助けるために、勇気を出して助けて、 ねずみくんのごはんになるのはすごい事だと思いましたが・・・。 娘の「たべられちゃったの?」に胸が痛みました。
投稿日:2006/07/05
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