かわいらしい絵の表紙
何で6歳なのかな?
何も考えずに図書館から借りてきました
えっ!?
小児がんを患っているケイコちゃんと家族のおはなしでした
ケイコちゃんと
うちのだんなさんのお姉さんの話が
重なったんです
義姉は、白血病で8歳で亡くなり
私は、写真のお姉さんしか知りません
義母は生前、娘が元気だった頃の話や
入院中の話、小学校での話をたくさん
してくれました
それと、ダブルのです
40数年前のことですが
やはり検査、治療は痛みを伴い
それはそれは大変だったようです
その中でも、お手紙を友達や親戚の方に
書いたり
抗がん剤で髪が抜け
それでもお気に入りのベレー帽を被って
学校へ行くことを張り合いに治療に専念したとのこと
いたずらな男の子にその帽子を取られても
明るく対応していたとか
当時担任の先生が
お姉さんの33回忌の時は、お線香あげに
いらして思い出話をしてくださいました
毎年同級生の方々がお線香をあげてくださっています
お姉さんのたった8年の人生でしたが
たった8年でも、心に残していったものは
大きかったんだろうなぁ
と、思っていましたが
この絵本で、また強く感じさせられました
ケイコちゃんのお父さんである作者さんが
NPOを立ち上げ
いのちのバトンタッチというテーマに
いのちの授業や研修を行っているとのこと
その活動の1場面が
あとがきにあります
小学6年生の男の子のおはなし
これにもまた泣かされました
「いのちを大切にする」・・・
言葉だけでなく
こどもの心に芽生えるように
鈴木さんの活動にも、心から応援いたします