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お蚕さんから糸と綿と」 みんなの声

お蚕さんから糸と綿と 作:大西 暢夫
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2020年01月20日
ISBN:9784752009252
評価スコア 4.33
評価ランキング 16,098
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  • 2020年刊行。滋賀県と岐阜県の境にある養蚕農家を取材した写真絵本。桑畑の手入れ、小さいお蚕さんがどんどん大きく育っていく様子、繭作り、糸をとる仕事、真綿を作る仕事、お寺での虫供養。
    どれも昔から人々が行ってきた、大切な仕事。

    絹は、蚕の繭からできているが、どうやって繭から糸にしているかは知らなかった。ここで初めて知ったが、繭になったお蚕さんが、蛾になって飛び出す直前に、繭を乾燥させて命を絶つという。
    お蚕さんは、食べるだけ食べて、何も心配なく平和に暮らして、繭になったところで生涯が強制終了させられる。
    繭1つから糸をとるのではなく、繭20個が1本の糸となって撚られていく。絹とは、たくさんの命が犠牲になって出来上がる布地だった。

    人間が生きるために、多くの家畜の命を頂いている。
    食べるため、着るために、仕事のために、たくさんの生き物が一つしかない体を投げ出して助けてくれている。
    最後に、命を頂いたたくさんのお蚕さんのための「虫供養」が行われる場面があった。昔の人は、ちゃんと「自分たちのために、生き物が死んでくれた」とわかっていた。
    その祈りが尊いと思った。
    だからなんでも大事にしなければならない。

    大人も読んだらいい本だと思う。

    投稿日:2022/03/16

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    1
  • 私は繊維にとても関心があります。昔、新聞記者として繊維業界を取材して回っていたことがあるからです。だからこの本はひじょうに興味深く、読ませて頂きました。これはとてもわかりやすく、養蚕農家について教えてくれます。私は繊維というものはわかりやすく、書かれた本を繰り返し何度も読まなければ、なかなかわからないと思います。この本を読むと、養蚕農家の魅力がしっかり伝わってきます。この本のタイトルであるお蚕さんから糸と綿とを頭の中でしっかりイメージできるまで、何度も読むことが大切だと思います。素晴らしい本です。

    投稿日:2022/08/01

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