長崎県立桜が丘特別支援学校(以前は桜が丘養護学校)での実話だそうです。
今から四半世紀前のお話だそうです。
特別支援学校の卒業生のいる介護施設にいるのでよくわかるお話です。
右脳グループという大胆なネーミングは、障がいを持った彼らが右脳を生かして活動しようという発案から生まれました。
車イス生活をしながら楽器を演奏できたり、パソコンを操作できたり、絵の描ける人たちがいることに驚きます。
しかし、私の働くところに来るのはワタルのような、行動力や表現力の乏しい医療的ケアが必要な利用者さんたちです。
そういう人たちが笑うという感情表現をできた時は、本当に嬉しいし瞬間です。
それよりも大きく感じるのは、共に育ってきた仲間たちとの連帯感の強さです。
彼らは彼らなりの力で、友だちの存在を確かめ合う能力を持っているように思います。
普段は笑うことのないワタルが笑ったという「大事件」に共感できることは、本当に幸せです。
さり気ない話ですが、感じ取ってくれる人がひとりでも多く生まれたらという思いが、復刊された祈りでしょう。