ひみつのかいだん、というタイトルに惹かれて図書館で借りてきましたが思った以上に子どもに好評でした。
とにかく、物語の始めは冬至祭りというなじみのない行事でわかりにくく、さらに登場人物の名前が難しく、普段読み聞かせが初見でも得意としている私でさえ、つっかえてしまう始末なので息子がわかっているのか、いないのか、飽きていないか心配しながら読み進めましたが、心配は無用でした。
屋根裏部屋で秘密のかいだんを見つけたあたりから、物語としても一気におもしろくなってきて、物語が終わる頃には難しかった名前も人物関係も冬至祭りも全部理解することができました。
絵がすばらしく、細かいところまで描きこまれていて、息子は細かいところまでじっと眺めここはなんだろ、ここ怪しいな〜とか言いながら夢中で絵を読んでいました。
のばらの村のものがたり、他のシリーズも読んでみたいです。