てぶくろをかいに」 みんなの声

てぶくろをかいに 作:新美 南吉
絵:若山 憲
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,925
発行日:1970年10月
ISBN:9784591005316
評価スコア 4.52
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みんなの声 総数 28
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28件見つかりました

  • あったかいね

    • YUKKEさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子0歳

    この本のすばらしさは、私が説明するよりも
    巽聖歌さんが書いているあとがきの
    「『てぶくろをかいに』について」を読んでもらえると、
    とってもわかりやすく、そこにすべてが書かれているように思います。
    親子って、人間って、あったかい。
    それを子ぎつねの目をとおしてやさしく語りかけてくれる
    日本の誇るべき南吉童話です。
    この本のように、子どもが人間を信頼できる世の中を
    私達も作っていかなくてはいけないと思います。

    投稿日:2008/09/25

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  • 冬に読みたい絵本です!

    名作をわかやまけんさんの優しい絵で描かれていて、とても好きな絵本です。絵をみているだけで心が温かくなります。
    私も子供の頃このお話が好きだったのを覚えています。
    雪の描写も美しく、この寒い冬に読むのがぴったりだと思います。
    子供を思う母親の心。純粋な子供の心。出すはずの魔法で人間の手にしてもらったほうを間違ってきつねの自分の手をだしてしまいハラハラしますが、優しいおじさんの対応、良かったです。
    一冊の絵本の中にぎゅっと中身の濃い話だなぁと思いました。
    子供も大好きです。

    投稿日:2008/02/04

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  • 必読書

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    誰もが一度は読んだことのある不朽の名作。
    自分が小学校の時読んで、今改めて子供に読んで、やはり良いものは残るのだと再認識しました。

    この作品は、新美 南吉氏が20歳の時の作品で、何と昭和8年のものだそうです。
    しかも、30歳で夭逝とのことで本当に驚きました。

    全体を通して描かれている母親の愛情に、共感を覚えない人はいない筈。
    それを断言できる位、柔らかくて心に沁みる文章で書かれていて、文章を味わうだけでもとても価値あることだと思います。

    そして、この若山 憲さんの絵。
    このお話は、いくつか出版されていますが、一番合っている絵だと思います。

    読後感も最高の気持ちにさせてくれる数少ない絵本の一冊で、やはり必読書だと言えます。

    投稿日:2007/09/25

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  • キレイな日本語

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    小学校の教科書に載っていて、大好きだった話。娘には難しいかもと思いつつ、懐かして図書館で借りました。

    やっぱりいい!!
    日本語がキレイです。読んでいて、とても穏やかな気持ちになれます。世知辛い世の中ですが、人を信じる心・・・大切にしたいですね。

    娘にはまだこの本の良さが分からなかったようですが、もう少し大きくなったら、また読み聞かせたいです。

    投稿日:2007/05/10

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  • 言い回しが好き。

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    小学生のとき国語で習いました。
    そのときと同じ言い回しで 読んでいて感動しました。

    「おててがちんちんする」
    なんて可愛い表現なんだろう。

    おかあさんのきつねの言葉づかいも、とっても柔らかで
    子供への気持ちが伝わってきます。

    若山憲さんの描くきつねがやんわりと可愛らしく
    言葉ととてもあっていました。

    長女はちょっと長いお話でしたがよく聞いていました。
    街の明かりの表現とか、木に積もった雪が落ちる表現がとてもすばらしいので
    もう少し大きくなったらまた読んであげたいなと思います。

    投稿日:2007/04/04

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  • 名作です

    やさしい気持になれる本がほしいと思ったときに、思いついたのがこの本です。
    新美南吉の本は、どれもやさしい気持になれる本ばかりですが、寒い冬に読むにはこの本がいちばんかなと思い、娘に読んで聞かせました。
    やさしいお母さんと無邪気な子ぎつねのお話が、きれいな日本語で描かれてます。
    娘もやさしい子になってほしい、そして日本語とはこんなきれいな表現が出来る言語なんだよ、といつの日か分かってくれるといいなと思ってます。

    投稿日:2007/03/30

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  • 美しい絵

    • ゆなちんさん
    • 20代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子3歳、女の子1歳

     私にとっては、小学校で習った懐かしいお話です。そして今も小学校の国語の教科書に載せられているのには驚きました。そんな年月を経て、なおも支持されて入りお話なんだな、と。
     お話としては、ほのぼのしていて少し物足りない感じもしますが、北国の冬の寒い感じが絵から感じられ、とても美しい絵本ですよ。
     お母さん狐が子供に手袋を買ってやろうというのはよいのですが、自分が昔人間につかまってひどい目にあったのに、それがいやで子狐を一人で人間の町まで生かせてしまうのが、母親になった今の私にはちょっと首を傾げてしまう部分ではありますが、、、。

    投稿日:2007/03/05

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  • おかあさんのやさしい心

     冬の寒い夜、4歳の娘にこの本を読んで聞かせる時間が、私の大のお気に入りです。子ギツネが初めて見る雪の描写は、我が娘が、初めて雪遊びをした時の様子と重りますし、雪遊びで手がすっかり冷えてしまった子供のために、怖い人間の町に行く、母親の決意なども、子供を育てている母親には、何度か経験されているものではないでしょうか? そして、母の心配をよそに、しっかり目的を果たす子ギツネ。なんだか、これまでの、子育てを振り返っているようです。
     我が娘は、本を読んでいる間は、毛布に包まって、じっくり聞いています。が、いつも、手袋を買いに出かけた子ギツネが、間違った手を出してしまったところで、「はっ」と慌てています。きっと娘も、このお話を聞いているときには、母親のような気持になっているのかもしれません。

    投稿日:2007/01/31

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  • 親子愛が良い!

    • 美瑠来さん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 東京都

    人間のことを疑うきつねのお母さんでしたが、それもこぎつねを思ってのことなんだなぁと思いました。
    帰って来たこぎつねの話を聞き、人間って・・・?と思うきつねのお母さんの気持ちも分かる気がしました。

    投稿日:2007/01/20

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  • 心暖まるきつねの親子の話

    姪っ子に名作といわれている絵本を読んであげていますが、いろいろ好き嫌いが多くて、受ける話、受けない話があって困っていましたが、この「てぶくろをかいに」は姪っ子にはとても受けた話です。

    美しい日本語、心暖まるきつねの親子の話。そして話のメインになる子供きつねが、ぼうしやさん(てぶくろも売っています)で間違えて、きつねの手を出したところは、どうなるかとはらはらしましたが、ぼうしやさんが、子供きつねにてぶくろを渡したところで、ほっと一安心しました。

    姪っ子はこの絵本が気に入ったらしく、図書館に返すまでずっと読んで読んでとせがんでいました。良質な絵本はほんとうに心が暖まっていいですね。

    投稿日:2007/01/06

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