派手な絵本ではありませんが、大きなクスノキに起こった季節ごとの小さな事件を丁寧に描いてくれている作品でした。
甲斐信枝さんならではの優しいタッチで、
各ページでクスノキがクローズアップして語っている小さな植物や生き物たちが、さらりと、けれどもしっかりここに存在してるぞって描かれている世界観がすごく素敵でした。
中でも、細い梢のてっぺんに生えている「オオアレチノギク」、この子にはたくましく育ってほしい気がします。
大きなクスノキにはこんなに宿り木(寄生樹)が生えるんですね〜。この絵本を読んで初めて知りました。
後半に登場する「アオバズク」の子育てもよかったです。
とっても素敵な作品でした。
テーマを絞って高学年以上のお子さんたちに読んでみたいです。