くまさぶろう」 みんなの声

くまさぶろう 作:もり ひさし
絵:ユノ セイイチ
出版社:こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!
税込価格:\2,200
発行日:1978年
ISBN:9784772100595
評価スコア 4.33
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みんなの声 総数 17
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  • 思い出して

    • みぽみぽさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子14歳、女の子10歳、女の子5歳

    「もう一回 また読みたいって思ったんだ。」

    10歳の娘がいいながら読んでいました。

    ちっちゃいときね、読んだときはね なんだか よくわかんないなぁって思ってた。

    と娘は言います。

    良くわかんないんだけど、 すごい泥棒さんなんだなぁって思ってた。

    とのこと。

    小さい頃って 泥棒さんが出てくると なんだかわくわく楽しいお話が始まるぞって わくわくしていたそうなんです。

    だけどね この本は ちょっと違ってたんだと言います。



    大きくなってもまた読みたくなる、結構昔の絵本なのに いつまでも大切に読みたい1冊です。

    投稿日:2009/11/25

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  • 不思議なお話

    • たんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 奈良県
    • 女の子7歳、男の子3歳、女の子1歳

    最初は悪者だったけど、いい者になったから、どうしてそうなったのだろうと思いました。
    そして、くまさぶろうは今働いているのか気になります。
    子ども達の心のもやもやを吸い取るということはやさしいんだなと思います。私の町にくまさぶろうがきて嫌な心をとってくれたら家でも学校でもいつも楽しい暮らしができるようになります。くまさぶろうは今日も嫌な心や泣きそうな心を吸い取って歩き回っていると思います。

    というのが7歳の娘の感想文です。くまさぶろうの職を気にするあたり、子どもながらの率直な感想だなと思いました。

    投稿日:2009/11/15

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    0
  • 泥棒だけど・・・

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子1歳

    最初は、「泥棒のお話なんてとんでもない」と思っていました。
    おもちゃや食べ物とはいえ、得意気に盗むなんて教育上よくない。盗まれた人はかわいそう。

    でも、くまさぶろうが人の心を盗めるようになると、雰囲気が変わっていきます。
    くまさぶろうは、人々の「いたい」「つらい」「かなしい」といったマイナスの気持ちを盗んでくれる、いい人になったのです。

    くまさぶろうが自分の町に来ているかもしれない。
    そう思わせてくれる終わり方も、夢があっていいですね。

    投稿日:2007/09/28

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  • くまさぶろうの目覚めにじ〜んとくる本

    • 若葉マークさん
    • 40代
    • その他の方
    • 千葉県
    • 男の子10歳、男の子5歳

    人から盗み取ることがうれしくて腕を磨いていったくまさぶろうが誰かを喜ばせる喜びに目覚める瞬間、感動をおぼえました。
    自分の得意なことを自分のためでなく、人のために生かすこと、またそうすることで結果的に自分が幸せになること。
    そんなことをこの本はユーモラスにおしえてくれます。
    私自身、自分のやっていることに自信がないとき、この本を読んで癒されます。

    投稿日:2007/07/10

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    1
  • 大人の絵本・・・かも。

    • ラッツさん
    • 20代
    • せんせい
    • 福岡県

    スコップにコロッケ、動物園のゾウも簡単に盗むことができる泥棒の名人、くまさぶろうは、
    あるとき人の心をぬすむことができるようになります。

    くまさぶろうは、
    痛くて泣いている子の痛い気持ちや、
    いじめられている子の情けない気持ちをぬすみます。
    すると、痛い気持ち、情けない気持ちになります。

    だけど、元気になった子どもたちを見ていると、
    痛みも悲しみも、うれしい気持ちにかわっていきます。


    “泥棒”のはずのくまさぶろうが、
    いつのまにか、やさしいおじさんになってきます。
    やさしさを直接押し出すような表現はありませんが、
    じんわりと伝わってくるものがあります。
    (“じんわり”という言い方がイチバン合っている気がします
    読後感は“あったかい感じ”、まさにこれじゃないかなーと思います。


    絵の線が細いこともあり(とても繊細なのですが
    読み聞かせをしたときには後ろの子は少し見にくいようでした。
    そんなに長くなく、わかりやすいお話なので、
    小学2年生の子たちは真剣に聴いていました。

    投稿日:2007/03/16

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    2
  • 強烈な印象

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    この本は、私にとって強烈な印象を残した本です。
    はっきり言って、好きではありませんでした。
    たぶん、母が、どこかですごい本らしいという評判を聞いて買ってきたようで、欲しいというのではなくて、与えられた本でした。私が4歳か5歳の時でした。
    絵が嫌いでした。鼻の穴がぐりぐりと描いてあるところや、いつも歯をむき出してニッとしている形の口も。嫌だったので、ページ(絵のないところ)にハサミで切り込みを入れました。そして、この本が嫌いな自分のことを、母に対してすまないと思っていました。
    こういう子ども心に屈折した気持ちを抱いた本だったので、何年も見ていなくても、手元になくても、はっきりと覚えています。
    頭で考えると、内容は素晴らしいと思います。絵も画期的なものだと思います。
    でも、自分の子どもに読み聞かせることはないでしょう。
    「大好き」とは別の意味で、私の心にずっと残っている本です。

    投稿日:2006/04/28

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    1
  • 負の心を盗むどろぼうの話

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳

    どろぼうの名人のくまさぶろう。
    初めはシャベルやコロッケや、傘などをすっと抜きとって盗んでいましたがある日、人の心を盗み取る事ができるようになります。
    そんなくまさぶろうが盗んでいるのは
    「子どもの泣きたい気持ちや悲しい心」です。
    そんな心を盗んだ時、痛い・情けない・・・そんな子ども達が抱いていた気持ちを自ら体験する事になるのですが、
    その後の子どもの嬉しそうな顔にすくわれる・・
    そんな思いからくまさぶろうは町から町へ旅を続けるようになります。
    「くまさぶろうは今ごろどこらへんを歩いているのでしょう。
    もしかしたら、あなたのうちのすぐ近くまできているかもしれませんね」
    この終り方も良かったです。
    絵も独特で一見子どもが描く絵のようですが、実はとても緻密で素敵でした。

    投稿日:2003/12/23

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