「語り伝える空襲」シリーズの最終巻は、中国地方、九州地方でした。
当然、広島原爆、長崎原爆も出てきて、それだけで言いようもなく辛いのですが、それに加えて考え込んでしまいました。
日本各地で行われた空襲は、8月15日の終戦の日の早朝まで、行われていたのです。
日本が反撃すらできない状況で、民間人に対してこの執拗な攻撃はどうしてだったのでしょう。
生命の消耗に虚しさを感じました。
この本の中に「抑止力」ということを考えるページがありました。
いざという時には使われることが前提の軍力で、相手を牽制することが抑止力なら、皆が皆軍事力を強化しなければ、安心感は得られません。
そのために国民のための財源が削られていくのだったら、「抑止力=抑圧力」ではないかと思ってしまいました。
今の国際情勢まで考えてしまいました。