2歳9ヶ月の息子に読んでやりました。「ばすくん」の続きなのでわくわくして読んでやりましたが、逆に世の中の厳しさに触れたような気がしました。
壊れてしまったばすくんは山の中に放置され、動物たちと楽しく過ごしていましたが、放置した人が捕まったため、またばすくんが修理されて路線バスとして復活するのではないかと期待が膨らみます。しかし待っていたのは、解体業者による解体と破棄。それを阻止しようとまた動物たちが立ち上がり、追っ払ってみんなで仲良くすごしました、というお話。
世の中はそんなに甘くないなーと改めて感じるお話でした。あまりこういう側面は息子に見せたくないなーさえ思いました。むしろ前作でとまっていたほうがまだ夢があったかなー。
バスが好きなお子さんには世の中の厳しさを教えるにはいい本かも。うちはバスが好きだからと読んでやりましたが、ちょっと難しかったかもしれませんね。