「さんせーい！」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

「おおかみさんって、ほんとうはやさしいんだねー。いい本だねぇ」
三歳の娘に読んであげた後のひとこと。
「ほんとだねぇー。・・・」
読んであげた親の方がなかなか気の利いた感想を言えずにいたのに
娘の素直な感想になるほどなぁって、宮西さんの意図を感じた。
大人の方が、おおかみというキャラクターへの距離感があるからか
この手のキャラクターってつい遠ざけてしまいがち。
娘がよんでーって言わないと読まなかった一冊かも。

宮西さんの展覧会で人形劇を見て
宮西さんのこの本への意図を伺って
なんだかちょっと娘のこころがうらやましくなりました。

あぁ、大人になると変な思い込みや壁があって
いやだなぁって思ってしまいました。。。

「こんな本がうちにあるといいねー」って娘に言われて
笑ってしまいました。

おおかみ　それは、怖〜いものと思われますが・・・・
宮西さんのオオカミはみんな　やさしいの？
５ひきのオオカミたちが、自分の好きな食べ物言い合ってます。

なんと、ビルは、まっかな　りんごがたべたいなんて？

オオカミらしくないかもね！

みんな同じものでなくてもいいのに・・・　この５ひきのオオカミたちはみんな　仲良しだったんだ！（宮西さんは、優しい人なんだ）

同じ意見で　ぶたを食べようと決まったので、みんながブタを食べるために捕まえるんだけれども・・・・

ブルだけ　ぶたを捕まえられず・・・　（少々鈍くさいブタもいるよね）
ブルは、リンゴ食べたいなんて、言ってたものね、　優しいオオカミなんだ。
でも、命拾いしたのは、ブタさんたち、涙ながしていたからかわいそうだったもの（よかった！）

そして、結末は、リンゴ？
みんなで　リンゴとってる絵は、表を見てのお楽しみとは、絵本は　すみから、すみまで見て楽しめるのが、醍醐味ですね！

子供たちは、ハラハラ　ドキドキが　あ〜よかったになるのかな？