「うちゅうたまご」 ４歳のお子さんに読んだ みんなの声

荒井良二さんが両手いっぱいに描くたまご。

うちゅうかあさんからうまれた
ちきゅうたまご。
みんなの気持ちをいろんな色で表現していきます。

カラフルで荒井ワールドが広がる
とても素敵な一冊です。

表紙はてもかわいいのですが、
中は迫力満点ですよ！

この絵本はいっぱいの卵が出てきました。荒井さんの絵本はいつも不思議な感じなのですが、今回の絵本は大人が読んでもちょっと難しい感じがしました。でも、子供の方は卵がいっぱいのを楽しんで見ていました。カラフルな色遣いも気に入っていました。

いつも思うのです。荒井さんの世界って難しいかも、って。
かわいらしく、大胆で、色彩豊かに描かれていていいなあって思うのに
なかなか理解できないのです（だいたい「理解しようとしてる」時点で
絵本に負けてる気がする。笑）。
心がやわらかな子どもだったらどうかな？と思い、娘にも読んであげた
のですが、特に反応がなく。ああ、娘も私の子なんだなあと思いました。
この色彩感覚は身につけてほしいなあって思うけどなああ。

ちきゅうたまごがうまれます
とにかくどのページも迫力があります
しかもページ数も多くお得な気分です
自由にお絵かきがしたくなる
そして紙いっぱいに威勢よく描いてみたくなります
色を重ねて
楽しくなったりちょっとさみしい気持ちになったり
不思議です

たまごって可能性に満ちていて
気になる存在ですよね
この絵本は私のお気に入りです

うちゅうのたまご、ちきゅうのたまご・・。
いろんな卵の中から、新しい命が。
世界はひとつ。
国や人種や、宗教あらゆる問題をこえて、
世界はひとつであることを再確認させてくれる絵本。