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キツネとねがいごと」 7歳のお子さんに読んだ みんなの声

キツネとねがいごと 訳:カトリーン・シェーラー 松永 美穂
出版社:西村書店 西村書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2017年04月
ISBN:9784890139798
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,412
みんなの声 総数 36
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7歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 命について考えさせられます

    生きていれば誰にでもいつか必ず訪れる命の終わり。まだまだ幼い子供が理解するには難しかったようですが、私の方が命について考えさせられました。
    95歳と高齢の祖母が身内の葬儀の時に「みんな私より先に逝ってしまった」と寂しそうに言ったことを思い出しました。長く生きていればその分悲しみや寂しさを感じることが多くなるのだと思います。
    この絵本を読んで私たち孫や、ひ孫が元気でいる姿をもっとたくさん見せてあげたいなぁと祖母のことを想いました。
    きっと様々な人に響く、とても奥が深い絵本だと思います。

    投稿日:2017/06/20

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  • いっぱい考えさせられた。

    永遠の命を手に入れれば幸せなのか。
    というテーマの絵本でした。

    ちょっと気になったのは、
    「不老不死」ではなく、「不死」だけの絵本だったこと。
    せっかく永遠の命を手に入れたのに、
    きつねはどんどん年老いていく。
    これはちょっと生きるのがつらい。
    いわゆる健康長寿ではないもの。
    健康でない長寿なら、私も求めないような気がする。
    だからこそか、きつねが死を受け入れるシーンはとても穏やかな顔をしていました。
    まさに大往生です。
    大往生できるなら、私も穏やかに死ねそう。

    伴侶や子どもや孫が死んだら、生きているのがつらくなるのかな。
    死を受け入れようと言う気になるのかな。
    実は私にはわかりません。
    もし不老不死、つまり若いままであれば、
    新しい伴侶を手に入れ、そしてもっと子どもを作るってこともできる。
    あ、それもいいかもって今思ってしまった。
    そんな幸せ、何回繰り返してもいいかも。
    もしかしたら本の趣旨に反するんですけど、思っちゃったので仕方ない。

    いろいろ考えさせられました。
    絵本の意図と違っちゃったかもしれないけど、
    私はいろいろ考えた。

    ちなみに息子にも読ませてみました。
    息子は小2ですが、祖父母も現役で、まだ死を実感する機会もない。
    実感わかない顔でした。
    最後に死を受け入れたのがわからない様子。
    どうやら永遠の命の方がいいと思っている息子。
    それはまだ死を経験したことがないからなのか。
    私みたいに天邪鬼だからなのか。

    死を考えることのできる絵本。
    家族で意見を言い合える絵本。
    いいと思いました。

    投稿日:2017/06/04

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  • 永遠に生きることは幸せなのか?

    人や動物たち生命をもったものたちが逃れられない定め
    それは死です。でもこれを逃れることができたら、それは
    幸せなのでしょうか?

    年老いたキツネが主人公のお話です。

    ある日、罠で捕えたイタチを助けるかわりに
    キツネが大切しているあるものに永遠の魔法をかけてもらいます。
    そのことがきっかけでキツネは永遠の命を手に入れることができました。

    最初は幸せに暮らすのですが、時がたつにつれて
    苦痛を感じるようになってしまいます。

    ある映画を思い出しました。主人公とネズミが長生きして
    どうなったでしょうか。死はとても悲しいものです。でも
    長く生きてしまったことで、長生きした本人が思い寄らぬ
    孤独を感じてしまう。命に限りがあるからこそ、
    りんごの木の香りやリンゴの木を通して季節を感じられる。
    生命、生きるということを尊く感じるのかもしれません。

    とても考えさせらる本です。
    絵からも訴えるものがあります。
    読んだこどもたちは老いたキツネの様子をどう思うでしょうか。
    ラストはそれが幸せなのか、どうなのか
    最後のページの一匹のキツネと空白の部分がとても印象的です。

    こどもたちも1回ではわからないかもしれませんが
    何度も繰り返し読んで考えてほしい絵本だと思いました。
    何回も読み、そして年齢があがってまた読むと、
    また違った感情があふれでる本だと思います。

    投稿日:2017/05/31

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