「どろぼうがないた」 ８歳のお子さんに読んだ みんなの声

表紙の彼はどろぼう、主人公です。
でもなぜ花の絵を描いているのでしょう？

なんだか素敵な話になるのかな？と
期待するかと思います。

そのとおりで、泥棒はあることをきっかけにどろぼうを
やめます。

でも、タイトル気になりませんか？
「どろぼうがないた」

泥棒をやめたのになぜ泣くのでしょうか。それは
ぜひ読んでほしいと思います。

読後、特に終わったらぜひもう一度表紙、そして
裏表紙もみて下さい。

どろぼうが泣いてからそれからが描かれています。
この絵本は表紙、裏表紙も併せて読んでほしい本です。
あ〜良かったという素敵な気持ちになれますよ。

　絵と『どろぼうがないた』というタイトルに惹かれ読みました。いいお話でした。まず、これってどろぼう？と絵を見て思いました。そして、へー、だから泣いたんだぁと分かったときはやはり感動しました。

　このどろぼうは植物を育てる喜び、人の役に立つという喜びで改心したのですが、心のどこかに優しい気持ちが残っていたのでしょうね。

　２年生の女の子が読みきかせの後、｢いいお話だった｣と言ってくれたことが嬉しかったです。

どろぼうさんのお話なんですが
あまり悪いひとではありません。
最後のほうでは、いままで盗んだものを返しにいったりまでしています。
物語のゆくえについては、読んでもらったほうが感動するのでおいておきます。

絵もとてもかわいいです。
素敵な色のつかいかた、わたしも真似してみたくなりました。


何度読んでもぼんやりと余韻が残る、
そんな絵本です。
子どもたちの心にもいつか何か小さな芽がひっそりと芽生えたらいいな、と思います。

全ページ立ち読みサービスで読みました。

皆さんが感想で書かれている通り、絵がとても魅力的です。お話も惹きこまれます。一見悲しい結末を迎えて終わってしまうようですが、本当の結末は、その後の芽の絵、表紙の絵が静かに語りかけてくれます。

一緒に見ていた８歳の娘が「この絵本が欲しい！」というので、ネットで早速注文しました。

全ページ立ち読みサービスで読んだあと、たまたま書店で実物をみかけて購入しました。

もともと表紙の絵の雰囲気が気に入って読んだのですが、実物は大型の絵本で、パソコンでの立ち読みでは伝えきれていない素晴らしさがあります（我が家ではリビングに飾っています／笑）。この絵をナマで見るだけでも、この絵本を手に取る価値があると思います。

そして、このストーリー。結末を読み手に任せるような終わり方は、逆に作り手側の強いメッセージを感じます。このお話に、絵の素晴らしさが加わって、何倍にも魅力が増しているのだと思います。

勤務先で小学生に読み聞かせしましたが、受け取り方は様々でした。どの子も最後までじ〜っと聞き入って絵本に入り込んでいる姿を見て、この絵本のチカラは本物だなぁと感じました。

ちょっと高めのお値段ですが（＾＾；）、それに見合う価値のある絵本だと思います。