「どろんこおそうじ」 大人が読んだ みんなの声

私は砂遊びは好きですが、どろんこ遊びはダメなのでちょっと抵抗があるお話でした。
庭仕事などで結果的にどろんこになってしまうのは平気ですが…。
どろんこ遊びをするばばばあちゃんの姿を見て、みんながすっかりあきれてしまうところは面白かったです。
でも、テーブルの上にどろだんごが置いてあるのも、あまり見たくないと思いました。

「ばばばちゃん」シリーズの中の１冊です。

今回は、ばばばちゃんが、豪快な「どろんこ遊び」をしちゃうお話です。
お掃除をしなさい！！と叱られた子犬と子猫が、お掃除を始めたのはいいけど、段々遊んでしまいます。
ぞうきんを投げて、ほうきで打ったのが、キツネやタヌキに当たったり･･･しまいには、泥だらけのケンカに
なってしまうんです。。。

そこへやって来た、ばばばちゃんが、始めたこととは「どろんこ遊び」でした。
子犬や子猫たちは、我に返ったんでしょう。お掃除を始めます。
「早く、掃除をしなさ〜い！！」と叱るより、いくらか効果があるのではないでしょうか・・・
子育ての良い教訓にもなりました。

ばばばあちゃんのおはなしで、「どろんこおそうじ」とくれば、
楽しそうな予感がしてきます。
ちらかしやのこいぬとこねこは、ばばばあちゃんにお小言を言われます。
早速お掃除を始めますが・・・。
案の定、よくある展開ですが、やはりスケールが違います。
読者もだんだん不安になったところで、ばばばあちゃん登場。
でも、あれれ？
ばばばあちゃんまで、「おもしろそうじゃないか！！」と参戦。
さすが、ばばばあちゃん。
みんな引いてしまうのはもちろん、お掃除も真面目に始めてしまうんですから。
さあ、ラストはどう解釈しましょうか？
潔癖なママは覚悟してお読みあそばせ。

お掃除をしなさいと叱られたこいぬとこねこは、いざお掃除を始めるのですが、それが大変なことになってしまうのです。ぞうきんを投げて、ほうきで打ったら、森へ飛んでいきました。ちょうどそこには、にんじんを食べようと、口をあけたうさぎさんがいました。そこで、ぞうきんを投げ返し、その後も、ぞうきんはいったりきたりして、おそうじは、いっこうに進まずとうとう…
ばばばちゃんがそこで始めたことといえば、なんでしょうか。そして、こいぬとこねこはどうしたでしょうか。いつまでたっても終わらないばばばあちゃんの仕返し、そして最後はと、どこまでも気の抜けないお話になりました。