2018年度読書感想文コンクール小学校低学年課題図書。
『SCHOOL’S FIRST DAY OF SCHOOL』が原題。
なかがわちひろさんの意訳に、うっとりと感動。
表紙を見てピンとします。
そう、「学校」が主人公なんですね。
新しく建った学校もまた、初めての経験にドキドキ!という訳です。
用務員さんがナビゲーターというのも面白いです。
さあ、子どもたちがやってきてのてんやわんや。
アメリカの学校ということもあるのですが、
髪や肌の色が違う子たち、車椅子の子もいますね。
グローバル、バリアフリーが清々しいです。
「学校」は、子どもたちの評価に一喜一憂、八つ当たりだってする人間味がたまりません。
こんな視点もあったのか、と新鮮な読後感です。
きっと子どもたちの学校好きに貢献してくれると思います。