仲の良い亀と猿なのに、親友を裏切って命を差し出すのが私としてはちょっとショックを受けました。たまたまカレイとクラゲの話を聞いて頭のよい猿は、助かったのでよかったのですが、やっぱり、亀は「生き胆」を盗ったら猿が死んでしまうのを考えなかったと思いたいです。
「木の上に生き胆を干してきた」ことを信じてる亀だから、やっぱり知らなかったんだと思いました。くらげに骨がない訳、カレイが海の底にへばりついてる訳、亀の背中のひび割れている訳などがとても面白く説得力がありました。昔話はやっぱり為になります。とても楽しく読めました。