とにかく沢山の動物たちが細かく描かれていて、絵を眺めているだけで飽きません!
お話もとても良く、子どもだけでなく大人も楽しめます。
走るのが得意なチーターやライオン、海の中が得意なペンギン、岩山ならヤギ・・・それぞれの得意を活かして、また苦手なところはお互いフォローし合いながらゴールを目指します。
1位から109位まで順位が付いたものの、なんとみんなに金メダルが配られます。
速さの一番、泳ぎの一番、賢さの一番、優しさの一番、笑顔の一番・・・みんな何かの一番なんですね。
みんな違って、みんないい。
何かにつけ順位を気にする世の中ですが、自分は何の一番だろう?と考えたり、誰かの良さに気付いてあげられたり。
読み聞かせしながら「〇〇の一番だね」と話してみるのも楽しい時間になりそうですね。
他にも絵探しあり、クイズあり、迷路あり、色んな動物の名前も覚えられるし、表紙見返しまでしっかり楽しめて、プレゼントとしても喜ばれる絵本だと思います。